【初心者向け】Sketch Upとは?建築パース制作者目線で紹介

「建築パース制作のプロが薦める3DCGソフト4選」で紹介した
3DCGソフト・「Sketch Up」をなぜ厳選したのかより深く掘り下げて紹介していこうと思う。

目次

1. SketchUpとは?

アメリカTrimble社が開発・提供している統合型の3DCGソフト。
主に建築・インテリア業界で利用されている。

インターフェイスや操作性が親しみやすく、入門編としては最適である。

2. 厳選基準について解説

厳選基準となった5つの項目についてそれぞれ説明していく。

2-1. 価格

商用利用可能なProバージョンが ¥44,000円(税別)/年額。評価版は30日間の利用になるす。
学生向けのサブスクリプションは ¥8,200円(税別)/年額。

2-2. 情報の豊富さ・学習のしやすさ

建築・インテリア業界で多く利用されているだけあり、
建築パースを作成するために特化した解説書籍がいくつかある。


こちらのブログ記事では建築設計事務所が簡単に始められる3DCGソフトとして紹介されている。
>> https://blog.studiounbuilt.com/2017/09/05/1-7/

2-3. 素材の充実(マテリアル・3dモデル)

「建築CG制作に利用できる3Dモデルがダウンロードできるサイト7選」で詳しく紹介しているが、
3D Warehouse」というものすごく有益な素材ダウンロードサイトがある。

建物や家具など建築CG制作に必要なデータをモデル作成者やメーカーが公開しており、直接ダウンロード・インポートして利用することができる。

品質のばらつきはあるが、マテリアル設定までされているものがほとんどなのでそのまま活用ができる。

2-4. レンダリング画像の美しさ

ダイヤグラムの表現や、ポップなイメージ画像より上のクオリティを求めるとなると、V-rayが必須。
他のCGソフトでのV-ray画像に比べると、若干安っぽく見えてしまう。

ハイクオリティなレンダリングを実現しようとすると、高レベルなレタッチ技術が必要となるだろう。

2-5. 将来性

直感的な操作方法で比較的簡単に習得できるソフトなので、いまぐらいのシェアを保ちながら維持されていく予感がする。

3. SketchUp まとめ

3-1. いいところ

  • やわらかいインターフェイスと直感的な操作方法で習得が比較的しやすい
  • 「3D Warehouse」という超有能なギャラリーがある
  • 建築設計との連携、プレゼンの種類が豊富
  • Macでも利用できる

3-2. 残念なところ

  • V-ray導入を検討するとコストの面でのメリットはそこまで高くない
  • 本格的な表現は難しい

▼その他の3DCGソフトまとめ記事▼
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