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【初心者向け】「CGパース」とは?その種類・制作方法や価格を解説

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    【初心者向け】「CGパース」とは?その種類・制作方法や価格を解説

    3DCGを用いて描いた建物の完成予想図には正式名称はない。
    弊社では主に「建築パース」という呼び方をするが、それでは手書きで描いたものなのか、CGによるものなのかがわからない。

    いろいろな呼ばれ方をする建築パースについて
    整理し解説することで、その違いや制作方法などの情報を掘り下げて紹介していこうと思う。

    今回紹介するのは「CGパース」について。
    ある程度その意味をイメージできる方ばかりだと思うが、改めて真っさらな気持ちで読んでみて欲しい。
    いままで知らなかった内容や気づきが見つかるはずだ。

    1. CGパースとは?

    コンピューターグラフィクスは、実世界での物の見え方をコンピューターを使ってシミュレーションしたものである。
    パースとは一点透視図法や二点透視図法を利用して立体的に表現すること。つまりCGパースとは、コンピューターグラフィックスを使って立体的に表現し生成された画像と言うことができる。

    CGパースと表現するのは、恐らく建築物を立体的に表現する建築やインテリアの分野だけであろう。CGパースという言葉を見つけたら建物の外観や室内のイメージを表現したグラフィックスだと思ってよい。


    2. CGパースの制作方法は?

    特殊な技術を要する3Dソフトを利用して制作するのが主流。手書きパースの延長として、2Dのグラフィックスソフト(PhotoshopやIllustratorなど)を使って描く方法もある。

    実際にどんな工程を経てCGパースが作られているのか解説していこう。

    2-1. モデリング

    CGによる作業のはじめは、物体の形・位置・大きさをコンピューター内部に表現しなければならない。
    この作業をモデリングとよび、出来上がったデータをモデルと呼ぶ。

    建築・インテリアの分野においては、CADを利用して計画の2次元図面を描く。その情報をもとに奥行き感を与えて、3次元化していく。適切なモデリングには3DCGの技術と別に、建築設計・施工やディテール、納まりなど多くの知識が必要とされる。

    具体的なモデリングの方法について興味がある方はこちらの記事を参考にして欲しい。
    >>【建築パース】住宅外観モデリングをマスターしよう Cinema4D編
    >>【建築パース】住宅外観モデリングをマスターしよう 3dsMax編
    >>【建築パース】住宅外観モデリングをマスターしよう Blender編


    関連記事
    >>【3DCGを学ぼう】 モデリングとはなにか【建築パース制作】

    2-2. レンダリング

    コンピューター内部に記述された3次元シーンから、2次元の画像を生成する処理をレンダリングと呼ぶ。光やマテリアルの設定を、現実世界と同様の性質に基づいて行うことで、写実的な画像が作成される。

    建築・インテリアの分野においては、レンダリングする画像の大きさが印刷できる大きさに比例するので気を付けなければならない。また、レンダラーと呼ばれるレンダリングに特化したアプリケーションがあり、それらを利用することでより写実的な表現が可能になる。

    レンダリングと印刷解像度の関係についてはこちらの記事を参考にしていただきたい。
    >>【建築パース】これで解決!画像解像度と印刷サイズの関係【3DCG】

    関連記事
    >>【3DCGを学ぼう】レンダリングとはなにか【建築パース制作】

    2-3. レタッチ

    レタッチとは日本語的なニュアンスで表現すると、ひと手間加えること。
    レンダリングまで行う3DCGではカバーしきれないところや、その調整をPhotoshopなどの2Dソフトを使って行う。

    明るさを調整したり、色味を変えたり、人物を合成したりと建築・インテリアの分野においては割と対応するところがある。

    関連記事
    >>【初心者向け】建築パースの描き方 レタッチテクニックまとめ
    >>【Photoshop】昼→夕→雨→雪へとレタッチ【建築パース】

    上記の工程を経てCGパースは制作される。
    弊社のCGパースも紹介した工程で作成されている。是非確認していただきたい。
    >>株式会社モデルノ CGパース制作事例


    3. どんなソフトを使うのか?

    CGパース制作には映画やゲームの制作に用いられる3DCGソフトを利用する。
    ソフトの種類には特定の機能のみに特化したタイプと、総合的にカバーしている統合型に分かれる。建築・インテリアの分野においては統合型が主流。物足りないところも出てくるので、先ほど紹介したレンダリングのみに特化したレンダラーと呼ばれるソフトウェアを追加採用する場合がよくある。


    具体的なソフトについての解説はこちらの記事を参考にしていただきたい。
    >>【2021年】建築パース制作のプロが薦める3DCGソフト4選比較
    >>【3DCGを学ぼう】モデリングソフトを紹介 【建築パース制作】
    >>【3DCGを学ぼう】レンダリングソフト(レンダラー)を紹介【建築パース制作】


    4. CGパースにはどんな種類があるのか?

    CGに限らず手書きにおいても同様に、下記に示すようなタイプのパースがある。
    それぞれ個別ページを用意して、その特徴などの詳細を解説していく。

    ■外観パース >>【初心者向け】「外観パース」とは?その種類、作り方や利用方法を解説
    ■内観パース・インテリアパース>>【初心者向け】内観パース・インテリアパースとは?その種類、作り方や利用方法を解説
    ■鳥瞰パース>>【初心者向け】「鳥瞰パース」とは?その作り方と利用方法を解説


    5. CGパース建築設計インテリアデザイン

    建築設計やインテリアデザインはCADを利用して行われており、検討にCGパースがよく使用される。
    以前までは、縮小された模型を作り立体化された姿を確認するのが主流だったが、今ではそれがCGに取って代わった。

    納まりなどのディテールからボリューム検討、景観・天候を加味したシミュレーションなどが容易に行えるようになったからだろう。
    今では設計者にも、ある程度の3DCGスキルが求められる。


    6. どんな場面で利用される?

    建築設計やインテリアデザインのプレゼンテーションにパースは必須である。計画のイメージをリアルに伝えられ、専門的な知識の要する図面の把握は不要となる。より多くの人たちに認知され、可能性をひろげることができる。

    不動産業界では、施工・竣工前に建物の完成予想図があれば事前に購入検討者・関係者にアプローチできる為、CGパースの利用は多い。

    また、設計者を選任する建築コンペでは必ずと言っていいほどCGパースを利用する。
    残念ながら実現しなかった、ザハ・ハディドアーキテクツの新国立競技場・完成予想CGパースは多くの方が見たことあるのではないだろうか。


    7. CGパースを制作するメリット

    CGパースを制作するメリットとして、設計者・施工者・施主の間でのイメージの共有ができることが一番大きいだろう。認識相違の回避や希望への修正・改善を行うことができるのは大きい。
    前述の不動産広告に利用する場合は、未来の購買層に建物の魅力を訴求することが可能になる。

    魅力的なCGパースを制作すれば、その建物の宣伝や競合他社との差別化、またブランディングにもよい影響を及ぼすはずだ。


    8. CGパース制作に必要な時間と費用は?

    建物の規模や用途によってかなり変動があるのが正直なところ。想定する印刷サイズや提供していただくデータ、作りこみの程度や必要とされるクオリティによって変わってきてしまう。CGパースを外注する際は、あらかじめ条件を制作者へ伝え、見積もりをとっておこう。

    弊社の戸建住宅パース制作の例で大まかに説明すると、
    戸建住宅1棟外観内観共に・広告用途6万円<税別>、簡易パース4万円<税別>で1週間~10日前後といったところが目安になる。


    9. CGパースとは まとめ

    以上がCGパースについて理解を深めるために解説した内容となる。

    最近ではVR技術を利用した新しい利用方法など、促進が著しい分野だ。

    建築設計において一般的になったCGパースではあるが、専門的な知識や経験が必要となるので、高品質なパースを求めるとなると外部に依頼するという方法が効果的だろう。


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