Cinema4Dでワイヤーフレームレンダリング

Cinema4Dでワイヤーフレームレンダリング

ワイヤーフレーム とは、3次元形状のモデリングやレンダリングの手法のひとつで、立体の辺だけから成るような線の集合で表現するものである。[wikipedia]

3Dオブジェクトのエッジのみが描画されてワイヤーで構築されているように見える表現方法です。

【この記事の要約:30秒でわかる結論】

  • 結論:Cinema4Dのレンダリング設定でセルシェーダーのエフェクトを使うと、ワイヤーフレーム画像を早く簡単に作れる。ポリゴンのエッジにチェックを入れ、エッジの色と背景色を設定する。
  • 独自の視点:計算時間が非常に早く、高解像度でも迅速に作れる方法を選んでいる。作った画像はPhotoshopでベース画像に重ね、黒地に白はスクリーン、白地に黒は乗算で合成する。
  • 読後の結果:セルシェーダーでワイヤーフレーム画像を作り、ベースのレンダー画像に重ねる方法が分かる。

Cinema4Dでワイヤーフレーム画像を作成する最も早くて簡単な方法は、レンダリング設定の特殊効果より「セルシェーダー」エフェクトを使用することです。

Cinema 4Dのレンダリング設定で「特殊効果...」を開いたメニュー。Position Pass、Sketch and Toon、アンビエントオクルージョン、オブジェクトグロー、カラーマップ、グロー、グローバルイルミネーション、コースティクスなどが並び、黄色い矢印が「セルシェーダ」を指している

左の項目にセルシェーダーが追加にされました。ポリンゴンのエッジにチェックを入れます

Cinema 4Dのレンダリング設定ウィンドウ。レンダラーは「標準」、左のリストに追加された「セルシェーダ」にチェック。右のセルシェーダ基本属性で輪郭線と「ポリゴンのエッジ」にチェックを入れ、エッジの色は黒、背景の色は白。黄色い矢印がその2か所を指示

左の画像がデフォルトの色、右がエッジの色・青、背景の色・黒に設定したものです。

セルシェーダによるワイヤーフレーム出力の色違い比較。左は白背景に黒エッジのデフォルト、右はエッジの色を青、背景の色を黒に設定したもの。どちらも1人掛けアームチェアと床グリッドが線だけで描かれている

この方法は計算時間が非常に早いという利点があります。高解像度でも非常に迅速に画像を作成できます

ベースのレンダー画像にワイヤーフレーム(黒地に白)を重ねたPhotoshopのスクリーンショット。ブレンドモードは「スクリーン」を使用。

Photoshopでベースのレンダー画像に黒地に白のワイヤー画像を重ねた状態。レイヤーパネルは上から「ワイヤー」「レンダー」の2枚で、描画モードは「スクリーン」、不透明度50%、塗り100%。グリーンのアームチェアに細い白線のワイヤーが乗る

逆の例。白地に黒の場合の最適なブレンドモードは「乗算」。

逆に白地に黒のワイヤー画像を重ねた状態。レイヤーパネルの描画モードは「乗算」、不透明度100%、塗り100%。グリーンのアームチェアに黒線のワイヤーが乗り、線が濃く出る

ベースの画像タイプを変更したり、エッジの色を変えると色々な表現が可能となります。基本的にはCINEMA4D上で作成されたモデル(4角ポリゴンで構成)でないと綺麗に見えて来ません。

白いクレイ調のアームチェアで重ね方を比較。左はベースのレンダー画像のみ、右はワイヤーフレームを重ねて面の分割線を薄く浮かせた状態
グリーンレザーのアームチェアで重ね方を比較。左はベースのレンダー画像のみ、右は濃紺のワイヤーフレームを重ねてエッジと面の分割を強調した状態

線の太さはワイヤー画像の明るさ・コントラストで調整が可能です。

▼その他、建築CG×Cinema4Dについての記事はこちら▼
>> [必見] Cinema4Dで建築CG! 制作工程解説まとめ [徹底解説]

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