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「Poliigon.com」を建築CG制作者目線で紹介

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    「Poliigon.com」を建築CG制作者目線で紹介

    【3DCG】パース制作に無料で利用できるテクスチャサイト【6選】の記事でテクスチャサイトを紹介いたしました。
    無料ということに限定したため、紹介していなかった「Poliigon.com」を個別に取り上げたいと思います。

    Poliigon.comの概要

    「Blender」を建築CG制作者目線で紹介という記事でも触れましたが、高解像度でシームレスなテクスチャを提供してくれています。建築・インテリアCG作成に必要なジャンルはほぼ網羅されています。中の人がBlenderメイン使いなので、同じくBlenderを使っていて建築系のCGを作りたかったら登録必須なサイトだと思います。

    Normal・Reflection・Displacement・GlossyたまにSubstanceなど、フルマテリアルで網羅しています。

    価格

    年間と月極の2タイプのサブスクリプションと、クレジット個別の決済方法があります。

    商用では月極のフリーランサープランがよさげですね。クレジットが月で300使えます。ってどゆこと?


    テクスチャー一つに10クレジット消費します。少し前の古めで4クレジットのものもあります。

    家具モデルに関しては、平均20~25クレジットの消費です。
    余ったクレジットは翌月に持ち越されるので、継続して登録していると結構たまってきます。

    素材の充実

    ダウンロードできる素材は、テクスチャの他に3Dモデル・HDR・スカルプトブラシがあります。

    どうやって使うの?

    一番いいところは、マテリアルのコンバーターがあるところです。ひとつひとつのテクスチャを読み込んで、パラメーターをいじる工程が省略できるのです。ありがたい!3dsMax・MAYA・Blender・Cinema4Dに対応。Cinema4Dでの使い方を簡単に紹介いたします。

    機能拡張として読み込んでおいて(Poliigon.comのサイトに詳しい方法が解説してあります)、「Poliigon Material Converter」を起動。

    取り込みたいマテリアルのテクスチャの入ったフォルダを選択>レンダラーを選択>「Load 1 material」をクリック。
    これでそれぞれのレンダラーに設定されたマテリアルが読み込まれ、そのまま利用することができます。

    displacementマップの設定が若干甘いかなーといった印象があるので、個々多少の手直しは必要になってくるかと思います。

    まとめ

    それほど高い費用がかからずハイレベルのテクスチャが利用できるのでとてもおすすめです。
    ただし、月額契約を辞めてしまうとクレジットがなくなってしまうようなので辞め時がわからなくっています(汗