【Photoshop】建築パースや写真を「手書き風」に簡単変換!

建築パースの制作者なら「このCGを手書き風に変換できないかな・・・・」と考えたことがあるはずだ。
ググって検索してみたり、youtubeを探したけど微妙なものばかりで諦めていないだろうか?

この記事では
そのような悩みを数クリックで解決できるPhotoshopアクションを紹介し、利用方法を解説していく。
4種類セットで16ドルの有料にはなるが、効果は抜群である。リンクを紹介するので確認して欲しい。

フランク・O・ゲーリー設計「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」の写真をもとに、その有料ツールを使って、手書き風変換プロセスを紹介したいと思う。

Photoshopのアクションは他にもいろいろとあり、多彩な表現が可能になるものばかりだ。
簡単に適用できるので、積極的に活用していただきたい。

着色前の線画までの方法はこちらのyoutubeで学ぶことができる。
https://elements.envato.com/learn/how-to-create-a-sketch-effect-action-in-adobe-photoshop


目次

1. Photoshop(フォトショップ)を英語環境にする

英語ベースのアクションを適用するので、日本語環境だと不具合を起こす。
Photoshopのアプリケーションフォルダより 「Locales」>「ja_JP」>「tw10428_Photoshop_ja_JP.dat」の拡張子を「.bak」に変換して起動すれば英語環境になる。日本語環境に戻したい場合は、ファイルの拡張子を「.dat」に戻そう。

2. 手書き風に変換する写真を用意する

今回も「無料の写真素材 Pexels」を利用している。

3. 写真の情報を確認する

RGBモード・8ビットでの環境を推奨している。上部メニューの「イメージ」>「モード」から確認しよう。

4. アクション・スタンプを読み込む

アクションパネル右上の三本線より提供されたアクションを読み込む。
今回は上のリンク先で紹介した「TechnicalArt Photoshop Action」を適用するのでそのアクションを選択。

同様にスタンプの方も購入後にダウンロードできるフォルダから読み込む。

5. レイヤーを追加、名前を「brush」にして描画する

名前を必ず「brush」(アクションの種類によっては指定のレイヤー名が変わる)に変更すること。デフォルトのままだとエラーが出る。
上画像のようにソフト円ブラシで、適当にぼかしラインを赤で描いていく。色を残したい範囲をざっくり選択するイメージで行うと、最終結果がうまくいく。

6. brushレイヤーを選択したままアクションボタンを押す

コマンドが適用されて複数のレイヤーが制作される。数秒待つだけで上画像のようなイメージが生成される。


建築パース・写真を手書き風に簡単変換 まとめ

以上がCGパースや写真を手書き風に簡単変換するPhotoshopアクションの説明になる。

8ドルから16ドルの有料ツールになるが、ほぼワンクリックで手書き風の画像に変換ができるのでおすすめである。
このようなアクションは低価格でいろいろと販売がされているので是非取り入れてみよう。



その他のレタッチテクニックはこちらで。
>>建築CGの描き方・レッタッチテクニックまとめ

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